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山梨県の積雪被害状況(1)
以下の記事は、現在、山梨県北杜市に住まいを移した、
ブルー・シート代表の「角田四郎」が2014年02月13日〜14日にかけて降り続いた、46年ぶりの大雪を体験し、その地域の積雪被害状況を発表したものです。

現在もなお、山梨県ではまともに買い物へ行けないお年寄りも少なくないそうです。
山梨県のブドウ園も、ビニールハウスが全壊、8割のブドウの木がダメになってしまいました。
残った2割も、寒さに耐えられず、いつ死んでしまうかわかりません。
農家の人たちは、ほとんどがお年寄りで、再建に絶望感を覚えてしまい、大きな心の傷を負っている状態です。

そんな中、ブルー・シートとしても、何か活動できないか、と現在模索中です。

ひとまず、現地にいる角田四郎のレポートを、そのまま転載いたします。
どうにか、山梨県が元気になるような、一歩を踏み出せない者でしょうか。
皆さん、ぜひいっしょに考えてください。お願いします。


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2014年02月16日の記事

表題:豪雪災害地・内部レポート1
 
私は昨年秋に購入した山梨県北杜市高根町の新居で移転の為の準備に来ている。
ミクシーの友達ならすでにご存知の通り、私はその地で未曾有の大雪に襲われてしまった。
標高700メートルの富士山を一望する家だが、平年の積雪は一冬に2・3度10〜30センチ程度降ることはあるが、根雪にはならない地域である。
そこに2月13日から14日にかけて思いもよらない大雪が降った。
実は、この一週間前にも50センチの大雪に見舞われていた。この時すでに東京方面と結ぶ全ての交通網が絶たれたのであるが、二日程度で復旧して事なきを得た。
その雪がまだ庭に30センチ程度残り、道路脇にもうず高く残る状態のまま今回の豪雪に見舞われたのである。
降りだしから20時間殆んど変わることなく、見通しが効かない状態の降り方であった。
当初の予報では、この地域の積雪は30センチと発表されていた。
夜になっても止む気配もなく庭の積雪は増え続けた。
庭の残雪に突き刺しておいた手製の積雪計の目盛りがあっさり70センチを越えた頃から私の心に恐怖心が芽生え始めた。
窓から見える道路の三ヶ所で立ち往生している車のライトが見える。
助けに行こうかと思った時、ふっと気付くと私自身も家から出られなくなっていたのだ。
玄関から道路までの10メートルに満たない自分の土地さえ一時間以上をかけてラッセルしなければならなくなっていた。
それでも意を決して救助に向かおうと玄関ドアを押そうとすると10センチ程度しか開かない。
なんとドアの外にドッカリ積もった雪がドアを開かなくしたのである。
初めて「私は缶詰の中にいる」と気付いた瞬間である。
道路を走る車も殆んどない。
雪は降り続き90センチに迫る。
電気もガスも使える。食糧や燃料も買い揃えてある。
そんな平穏な環境にある私であっても、外に出られない恐ろしさがジワジワと押し寄せるものなのだ。


角田四郎
author:ブルー・シート, category:最新情報, 09:17
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